奇跡(ミラクル)カードの最適枚数を考える
2012年4月13日 TCG全般
奇跡(ミラクル)をもつカードは初手に来てしまっては意味がない.
そのため,デッキを構築するにあたり,奇跡持ちのカードの投入枚数には頭を悩ませることになるだろう.そこで,今回は確率計算をもとにして,これらのカードの最適投入枚数を考える.
今回注目されている「時間の熟達」を例にしてみる.
2マナそろっていない状態で引いても奇跡は起こせないので,
先攻の場合は9枚目,後攻の場合は10枚目以降に来ないといけない.
どちらの場合でも奇跡が起こせるように配分を考えるべきなので,
今回は最初に引く10枚の中にキーカード(時間の熟達)が存在しない確率を考える.
その確率はその挿入枚数に従って次のような値になる.
1枚 → 83.3%
2枚 → 69.2%
3枚 → 57.3%
4枚 → 47.2%
次に,そのゲーム中にキーカードをドローしなければいけないことを考える.
勝敗がつくまでの平均ターン数等のデータがあればいいのだが,はないので,
ここでは例として10ターン目(17枚引く)までに
キーカードを1枚以上引かなければならないと仮定する.
つまり,11枚目から17枚目のうちで少なくとも1枚はキーカードが存在する確率である.その確率は挿入枚数に従って次のような値になる.
1枚 → 14.0%
2枚 → 26.3%
3枚 → 37.0%
4枚 → 46.4%
3ターン目までキーカードを引かず,かつ10ターン目までに引く確率は両者の積で表せるので
1枚 → 11.7%
2枚 → 18.2%
3枚 → 21.2%
4枚 → 21.9%
となる.すなわち,最適な挿入枚数は4である.
そのため,デッキを構築するにあたり,奇跡持ちのカードの投入枚数には頭を悩ませることになるだろう.そこで,今回は確率計算をもとにして,これらのカードの最適投入枚数を考える.
今回注目されている「時間の熟達」を例にしてみる.
2マナそろっていない状態で引いても奇跡は起こせないので,
先攻の場合は9枚目,後攻の場合は10枚目以降に来ないといけない.
どちらの場合でも奇跡が起こせるように配分を考えるべきなので,
今回は最初に引く10枚の中にキーカード(時間の熟達)が存在しない確率を考える.
その確率はその挿入枚数に従って次のような値になる.
1枚 → 83.3%
2枚 → 69.2%
3枚 → 57.3%
4枚 → 47.2%
次に,そのゲーム中にキーカードをドローしなければいけないことを考える.
勝敗がつくまでの平均ターン数等のデータがあればいいのだが,はないので,
ここでは例として10ターン目(17枚引く)までに
キーカードを1枚以上引かなければならないと仮定する.
つまり,11枚目から17枚目のうちで少なくとも1枚はキーカードが存在する確率である.その確率は挿入枚数に従って次のような値になる.
1枚 → 14.0%
2枚 → 26.3%
3枚 → 37.0%
4枚 → 46.4%
3ターン目までキーカードを引かず,かつ10ターン目までに引く確率は両者の積で表せるので
1枚 → 11.7%
2枚 → 18.2%
3枚 → 21.2%
4枚 → 21.9%
となる.すなわち,最適な挿入枚数は4である.
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